劇団四季『ノートルダムの鐘』感想(2023/7/8昼)
ミュージカル「ノートルダムの鐘」の感想です。
2023年5月14日に四季劇場[秋]で開幕した「ノートルダムの鐘」。
いつ行こうかな、と様子をうかがっていたところ、今週からカジモド役に田中彰孝さん、フロロー役に芝清道さんのお名前が!
つい数か月前まで、ここ(四季劇場[秋])で猪と熊の対決してた2人じゃん😆
芝さんフロローは、サントラでしか聴いたことなかったので、絶対に生で観たいと思っていたのです。
期待通り!さすが!!
思わずにやけてしまうほど気持ち悪い(←褒めてます)フロロー。
声もいいし、迫力ある歌と芝居。
「地獄の炎」の最後のロングトーン。
素晴らしい!
途中、国王陛下に会ってエスメラルダを捕らえるように嘆願するシーンでは、
珍しく噛んでしまったようで😅3回言い直しましたね。
これも貴重な体験😁
まー切迫感を出しているようなお芝居に見えなくもなかったですヨ…
村さんや野中さんとはまた違ったフロローを見せてくれましたー。
田中さんカジモドは初。
うーん🤔
高音がイマイチ出きっていなかったのが残念。
田中さんの熊徹、素敵だったので期待してたー
今シーズン、3回目。
まだ慣れていないからでしょうか…
熊徹と音域が全然ちがうしなー
少しぎこちなさを感じはしたものの、泰潤さんカジモドと比べると、少年ぽいカジモドが可愛らしかった。
「世界の頂上で」の時の、橋から落ちそうになる仕草とかね。
もう松山育恵さんエスメラルダは、本当に大好きです。
包容力、自立心、愛情深さ、ときおり感じさせる儚さ。
溜息出ちゃう。
そして歌もダンスも最高に素敵なのです。
幕あけて、グレーのフード付きの衣装を着ている人の中に育恵さんを発見した時、なぜかウルっときてしまった🥹
エスメラルダ観れただけで幸せでした。
クロパン役、白石拓也さん。
最近、四季に入られたそうで、以前から舞台には出演されていますね。
どんなクロパンかなーと思っていたけど、歌はバッチリでした!
声質も良く合ってるし、シュッとしてるし、カッコ良かったです!
(感想うすっ😓)
(観劇後、ロビーで若い女子が「ジプシーの長みたいな人、カッコ良かったー💕と話しているのが聞こえてきた)
ただね、どーしても、昨年の髙橋基史さんクロパンが素敵過ぎて比べてしまう。
あのニヒルな感じ。
身のこなしというか、存在がめちゃくちゃカッコ良かったんだよなー。
髙橋基史さん、京都では出演されていたみたいだけど、東京では出ないのかなー。
そして、泰潤さんも出ないのかしらー??
美女と野獣から抜けたから、きっと「鐘」に出るんだ!って勝手に期待していました…😞
今週のキャッツに名前出ててガクっ😭
そして、今シーズンの「ノートルダムの鐘」は、去年と演出が異なる部分もあり、より分かりやすくなった印象。
去年のバージョンでも十分楽しめたけどね~。
音の響きもKAATと違う気がしたのは気のせい??
キャストの好みとか、仕上がり具合とか、いろいろ思うところもあるけれど、ただこの作品の素晴らしさは変わらない。
冒頭のあの音楽を聴いたときから、「あー、これこれ!」と感動が蘇ってくる。
アランメンケンの音楽が持つ力、本当に素晴らしいなーと。
カーテンコールは10回くらいは出てきたのでは?
サービス精神がすごいです。
(お客さんも帰らない😅)
キャストの皆さんの笑顔はいつ見てもいいものです~。
最後、芝さんと田中さんがギュッと抱きしめ合って、芝さんを持ち上げる田中さんでした~。
微笑ましい~~~🤭😊
カジモド以外は夜公演もあるから、早く終わらせてあげたいって思っていたのは私だけではないはず…
ミュージカル「ノートルダムの鐘」キャスト
カジモド 田中彰孝
フロロー 芝清道
エスメラルダ 松山育恵
フィーバス 光田健一
クロパン 白石拓也
【男性アンサンブル】
武藤洸次
中田雄太
光山優哉
川原信弘
中橋耕平
平山信二
貞松響
吉田功太郎
【女性アンサンブル】
岩城あさみ
近藤きらら
徳山稚子
平田曜子
四季劇場[秋]座席
今回の席は、1階11列のセンターブロックの少し右寄り。
座席は前列と互い違いに並んでいますが、前列との段差が小さいため、大きい人が前に座ると少しステージが隠れます。
今回も、斜め左前に座った人の頭で、ステージの左側がしゃがんで演技するカジモドが見えないシーンがありました。
このようなことは、前方の席だとよくあること。
許容範囲内で、仕方のないことです…。