ミュージカル『ファントム』感想|東京国際フォーラム(2023/08)
ミュージカル『ファントム』の感想です。
公演日は2023年8月15日(火)、会場は東京国際フォーラム。
城田優さんファントムの東京公演初日です!
悲しい結末ですが、素晴らしいミュージカルでした。
城田さんファントムの歌と芝居に涙、涙、涙…
2023年ミュージカル『ファントム』・キャスト
城田優…ファントム(エリック)
真彩希帆…クリスティーヌ・ダーエ
大野拓朗…フィリップ・シャンドン伯爵
石田ニコル…カルロッタ
加治将樹…アラン・ショレ
中村翼…ジャン・クロード
加藤将…文化大臣
西郷豊…ルドゥ警部
岡田浩暉…ゲラール・キャリエール
荒田至法
池谷祐子
伊宮理恵
岡 施孜
上條 駿
川口大地
川島大典
木村朱李
木村つかさ
關さや香
玉山珠里
照井裕隆
遠山さやか
轟晃遙
蛭薙ありさ
増山航平
松島蘭
横関咲栄
星駿成…少年エリック
引用元:キャスト&スタッフ|ミュージカル『ファントム』2023年公演
2023年ミュージカル『ファントム』・感想
開演5分くらい前から、ステージ上にキャストがちらほら登場し、舞台をセッティングしつつ演じ始めます。
お客さんとの絡みもあったりして楽しませてくれます。
上演中も、キャストが通路を歩くシーンもあったりして、演者さんが身近に感じられるのも素敵だなーと思いました。
そして、個々のキャストの感想。
まずクリスティーヌ役の真彩希帆さん。
真彩希帆さん見たさに今回のチケットを取ったと言っても過言ではないほど、本当に楽しみにしていました。
もー素晴らしい!としか言いようがない!
全く狂いのない音程ときれいな歌声。
完璧です。
クリスティーヌ役もぴったり。
純粋で素朴で、夢見る少女を上手に表現されている。
ずーっと聴いていたくなるような心地よい歌声~🎵
そして、歌声を聴くと、悲しい歌ではないのになぜか涙が…
さらに、歌だけではなくダンスも素敵👀✨
さすが元宝塚😳!!
エリックの母親を演じるときのバレエダンス、魅せられました~✨
それから城田優さん演じるファントムの歌と芝居。
これはもう泣かされたなー😭
せつなすぎるー。
城田さんの芝居を観ていると、物語に描かれていないシーンまで自然と頭に浮かんでくるのです。
キンキーブーツでも城田さんの表現力は素晴らしいなと感じたけど、周りとの調和などを考えると、私はこちらの城田さんのほうが好きだな~。
作品の好みもあるのかもだけど…
城田さんファントムと希帆ちゃんクリスティーヌとのハモリは最強最高に感じました。
終始うっとり。本当に美しかった。
カルロッタ役の石田ニコルさん。こちらも思い切った演技が好印象。
もともとお上手ですが、あえて下手に歌うところがお見事。
がなり声も「喉痛めないかしらー」と心配になるほどでしたよ😅
素敵な女優さんです。
カルロッタの夫、アラン・ショレ役の加治将樹さんも素敵だったな。
ニコルちゃんカルロッタとの息もぴったりで笑わせてくれました🤭
少年エリック役の星駿成くんにも泣かされたー😭
全体的に悲しくせつないストーリーだけど、笑いどころもあり楽しかったです。
オペラ座が舞台なので、クラシカルな歌やダンスシーンも多く、好きな人にはたまりません。
オーケストラは2階に配置されていて、この見せ方も素敵。
物語は悲しい結末で締めくくり、見終えた後の余韻も悲しくせつない気持ちでいっぱいなのですが、また観たい!歌聴きたい!と思わせる作品。
音楽も素敵だったな~…
ミュージカル「オペラ座の怪人」よりも「ファントム」の方が、人間の内面をより丁寧に描いているように思います。
その分感情移入が強く、より心に響くんだろうな~。
2023年のミュージカル「ファントム」、このストーリーとキャストのパフォーマンスに心揺さぶられました。
本当に素晴らしい公演でした!!
東京国際フォーラム ホールC・座席
座席は1階11列目の30番台後半、上手ブロックの端の方ですが、ステージが見切れることもなく視界良好でした。
6列目までは前列との傾斜が少ない印象ですが、7列目以降の方が傾斜がついているので、前の人の頭はそこまで気にならなかったです。