2022年5月21日、KAAT神奈川芸術劇場で劇団四季ミュージカル「ノートルダムの鐘」が開幕しました。
そして先日、2022年6月18日の昼公演を観劇してきました!
どんなにこの日を心待ちにしていたことでしょう!!
私が「ノートルダムの鐘」を初めて観たのは、2018年6月に同会場で行われた公演。
その時の感動を今でも鮮明に覚えています。
今回も、とってもとっても感動しました!!!
チケットは、まだ平日は若干あるようですので、ご興味ある方は早めにゲットすることをお勧めします。
キャスト
2022年6月18日(土)昼公演のキャストはこちらです。
カジモド 金本 泰潤
フロロー 村 俊英
エスメラルダ 岡村 美南
フィーバス 神永 東吾
クロパン 髙橋 基史
カジモドの金本さんは、2018年公演の時に拝見しており、今回2度目。
もう、最高にうまかったです!素晴らしかった。
もう、最高にうまかったです!素晴らしかった。
私は金本さんのカジモドしか見たことないのですが、私の中の『カジモド』のイメージぴったりで、歌唱力と演技力、魅了されっぱなしでした。
ちなみに、2018年のキャストは、
カジモド 金本 泰潤 さん
フロロー 川口 竜也 さん
エスメラルダ 宮田 愛 さん
フィーバス 佐久間 仁 さん
クロパン 阿部 よしつぐ さん
ミュージカル「ノートルダムの鐘」感想
舞台は15世紀末のパリ。
聖職者フロローは、弟とジプシーの間に生まれた子供、を引き取り育てることに。
その子供は醜い容姿をしており、「カジモド」(出来損ないの意味)と名付けられます。
大聖堂の鐘つき堂に閉じ込められて育ったカジモドですが、年に1度のお祭りの日に、勇気を出して外に飛び出します。
そこで、ジプシーの美しい女性エスメラルダと出会い・・・・・
といったストーリー。
(詳しくは劇団四季公式ページをどうぞ。)
ミュージカル「ノートルダムの鐘」の魅力は、壮大なストーリーと、それにぴったりマッチした美しい音楽だと思っています。
もちろん、演出や、それを演じていらっしゃるキャストの皆様が、この素晴らしい作品を作り上げているんですけどね。
物語は、シリアスで悲しくて切ないけど、そんな中に描かれている愛、希望、人間ドラマが美しいのです。
心揺さぶられるんです。感動させられるんですよねぇ。
カジモド役・金本泰潤さん
今回の公演のカジモド役、金本泰潤さんは、2018年公演の時に拝見しています。
その時も、素敵な役者さんだなーと感じたのを覚えているのですが、今回はさらにパワーアップしていたのではないでしょうか。
カジモドの登場シーン、舞台中央からまっすぐ歩いてきて、顔を黒く塗り、くるっと後ろを向いて、コブを背負い、背中を曲げ、『カジモド』の姿に変身します。
その変わりっぷりが、なんか本物の『カジモド』に憑りつかれているかのようで、ゾクゾクするのです。
そして、歌うシーンも顔をゆがめながら、よくもまぁあんなに感情をこめて正確に歌えるものだな、と。
低音もひびくし、高音も伸びやかでよく出ています。
ロングトーンもお見事!!
そして、心浮きだつ感じや切なさ、悲しさ、フロローにおびえる様子など、純粋なカジモドを上手く演じていて、感情移入が半端ないです(笑)
語りだしたら止まらないので、この辺で止めておきます…
キャッツのマンカストラップも演じていらっしゃいます。
私の中では、カジモドだなぁ~。
エスメラルダ役・岡村 美南さん
ビジュアルも美しいのですが、歌もとっても素晴らしいです。
うっとりして見とれてしまうほど。
うっとりして見とれてしまうほど。
リンク
いや~、うまいです、素敵です!
これで聴いてるだけで、思い出して涙が…。
エスメラルダの歌はどれも心にグッとくるものが多く、泣けますね。
中でも、後半で歌われる『いつか』は、大好きな曲のひとつ。
いつか
人がみんな 賢くなる時が来る
祈るわ
争いの炎が 消えることを
いつか
人がみんな
500年以上経った今でも、賢くならないですね…
クロパン役・髙橋 基史
かっこよかったです。
その出で立ちと、お声、というか、存在がも~全部魅力的。
強く印象に残っているクロパンです。
また一人、素敵な俳優さんと出会えてうれしいわぁ。
KAAT(神奈川芸術劇場)・座席について
KAAT神奈川芸術劇場へのアクセスは、みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口から徒歩約5分のところにあります。
座席は、S席1階25列27番。
青〇で囲んだ部分です。
座席からの眺めです。
1階のS席とはいえ、27列目の最後方だったため、ステージは小さいです。
オペラグラスがないと、キャストの表情まではわかりません。
視界をさえぎる物はないので、ステージ全体は見渡せますが、
欲を言えば、やはりセンターがいいな~と感じました。
おわりに
個人的な感想を、感動を、思いのたけを、この場を借りて書かせていただきました。
まだまだ書き足らないくらいなのですが、もし、見ようか迷っている方の参考になればうれしいです。
私自身も、チャンスがあれば、もう一度、いや、二度? 観に行きたいなーと考えています!
KAAT神奈川芸術劇場の千秋楽は、8月7日。
そして、2022年12月には京都公演が開幕します。
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