心躍るひととき

ミュージカル・観劇の感想エトセトラ…

ミュージカル『ジキル&ハイド』感想(2023/3/21・東京国際フォーラム)

ジキル&ハイド(2023年)

ミュージカル『ジキル&ハイド』の感想。

この作品自体、初めての観劇。

石丸さんが、今回最後のジキル役とのことで、これは観ておかなければ!と。

そして、音楽劇「人形の家」で拝見した畠中洋さんもご出演。

真彩希帆さんもすごく楽しみだった。

観劇の正直な感想と備忘録。

ミュージカル『ジキル&ハイド』感想

ジキル&ハイド(2023年)東京

冒頭、ジキル役の石丸幹二さん「闇の中で」

石丸さんの魅力に一気に惹きつけられた。

すごい!すごい!さすが!しか出てこない!!

歌唱力はもちろんだけど、歌の表現力も素晴らしい。

見ていて飽きさせない。

ぐーっと引き込まれてしまった。

石丸さんのシーンは、こんな場面が多々あった。

ハイドとの二役も見事!

ハラハラドキドキ、目を奪われっぱなし。

 

そして、ルーシー役の真彩希帆さん

本当にお見事で、ルーシーの登場シーンからもうその魅力に惹きつけられて、歌もダンスもとっても素晴らしかった。

舞台で拝見したのは初。

YouTube「笑う男」のPR動画観て、「わー」ってなって、それからずっと気になってた女優さん。

「笑う男」再演してほしい。切望。

純粋で清楚なイメージだったので、どうかなーって思ってたけど、評判も良かったので期待はしていた。

うん、期待を全く裏切らない、というか、もう大好きになりました!🥰✨

 

石丸さんと同様、見ていて飽きさせない、もぅずーっと観ていたくなるパフォーマンス!

歌唱力も、何もかも本当に素晴らしかったー!

 

最後、やっぱ殺されちゃうのか―😥

ジキルの友人が手紙を私に訪れてから、手紙の文字を一言一句読みながら、未来を夢見て「新たな生活」を歌うシーン。

泣けたわー。

心の中では、歌ってないで早くしないとハイドが来ちゃうーとハラハラしていたら、案の定ハイドがやってきて…

切りつけられて死んでしまうのだけど、

真っ白だったシーツがいつの間にか血に染まっていた…

 

畠中洋さんもあーゆうクセのある役はほんとうにお似合い。

席が下手だったので、舞台左端の後ろの方で小芝居する様子も見えたりしてニヤニヤしてしまった。

 

そして、私の中でナンバー1ジャベールの川口竜也さんが出ているではないか!

これは当日に知った!!思わぬサプライズ!!

ソロで歌うシーンはちょっとしかなかったけど、それでも美声を聞けて良かった。

躍ってるところも見たことなかったのだけど、この作品ではアンサンブルたちと躍るシーンもちらほら。

新鮮🤩

 

ちょっと残念だったのが、エマ役。

歌は、下手ではないけれど… 

感情があまり伝わってこず…

エマって、ジキルをとっても愛していて、その愛で優しく包み込むような包容力がある女性かと思うんだけど、それがあまり感じられなかった…

もっと表現力があるといいなーと思いました!

(2018年にご出演の宮澤エマさんのエマ役をYouTubeで観たけど、素敵だったー)

 

そんなこともあったり、ストーリーもあまり好みではないためか、イマイチ感情移入に欠ける部分はあったけど、

石丸さんをはじめとするベテラン俳優さんたちは皆さん素晴らしいパフォーマンスだったし、アンサンブルさんたちで歌って踊るシーンなんかはやっぱり見ごたえあったし、それなりには楽しめたかな。

 

最後、ジキルが結婚式を挙げるシーン。

あんな事件起こして、まさか幸せな結末なワケないよね?!って思ってたら…

結婚パーティーでみんな楽しそうにしている最中、もう出てこないと思っていたハイドが現れる。

友人のジョンに「殺してくれ」と頼むジキル。

もちろん、ジョンは「できない」って断るんだけど、その後、ハイドがエマに襲いかかろうとするところを、ジョンが撃つんだけど・・・

あれ、ハイドの姿だったけど、目はジキルに見えた。

わざと、撃たせるためにハイドをジキルが演じたのではないか、と。

 

そんなラストシーン、息をのむ場面だった。

石丸さん、やっぱすごいなー。(←語彙力😅)

ハリーポッターもやりながら…本当に素敵だったー😳✨

 

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨

知人の話では、柿澤勇人さんのジキルがすごかった!とのことで、こちらも気になりますが…

柿澤さんは、また次回出ると思うので、、

また次回、機会があったら行こうかなー。

 

座席(東京国際フォーラム・ホールC)

座席

座席は9列5番

下手のサイドブロックだったけど、通路側で前方をさえぎるものもなく、とても見やすかったです。

後ろが壁なのも、気を遣わなくて良かった。

国際フォーラム ホールCは、椅子がガッシリ、しっかりした作りで座り心地良かった。(革張りかな?)

横幅が少し大きく感じた。

 

キャスト

★公演日:2023年3月21日(火・祝)12:30開演

★会場:東京国際フォーラム ホールC

 

ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド:石丸幹二

ルーシー・ハリス:真彩希帆

エマ・カルー:Dream Ami

ジョン・アターソン:石井一孝

サイモン・ストライド畠中洋

執事 プール:佐藤誓

ダンヴァース・カルー卿:栗原英雄

ベイジングストーク大司教:宮川 浩

サベージ伯爵:川口竜也

グロソップ将軍:伊藤俊彦

アーチボルト・プループス卿:松之木天辺

ビーコンズフィールズ伯爵夫人:塩田朋子

麻田キョウヤ 岡施孜

上條駿 川島大典

彩橋みゆ 真記子

町屋美咲 松永トモカ

三木麻衣子 玲実くれあ

キャスト

写真入りのキャストボードはいいですね。

開演前はキャスボの前に人がいっぱいいて正面から撮れなかったけど、幕間中は数人しかいなかったので正面から撮ることができた。

ここで愚痴を少し・・・

人が少ないにもかかわらず、スタッフが「列を作らずに横に広がってお撮りください」とアナウンスしていて、ちょっとイラッ。

ファンとして「正面から撮りたい」って思う気持ちもあるし、摂る側としても、周りや後ろに気を遣いながら撮ってるんじゃい!って言いたい。

もちろん、開演前には何十人て人だかりができている状態だったので、「列つくらないで」のアナウンスはごもっとも。よく分かる。

でも、幕間中はキャスボの前には4、5人くらいしかいなくて、みんなが並んでいたわけでもなく、しかもそこで周りの人に迷惑をかけている様子も全くなく…

そのアナウンス、いらなくないですか?

その辺、スタッフさん、臨機応変にいかないものですかね。🤔

ミュージカル『ジキル&ハイド』(2023年)公演情報

<東京公演>

期間:2023年3月11日(土)~3月28日(火)
会場:東京国際フォーラム ホールC

 

<名古屋公演>
期間:2023年4月8日(土)、9日(日)
ー4月8日(土)17:00
―4月9日(日)12:00
会場:愛知県芸術劇場 大ホール

 

<山形公演>
期間:2023年4月15日(土)、16日(日)
ー4月15日(土)13:00
―4月16日(日)13:00
会場:やまぎん県民ホール

 

<大阪公演>
期間:2023年4月20日(木)~23日(日)
ー4月20日(木)18:00
ー4月21日(金)13:00
ー4月22日(土)12:30/17:30
―4月23日(日)12:30
会場:梅田芸術劇場メインホール

 

〈上演時間〉

1幕:85分/休憩25分/2幕:65分(計:2時間55分予定)

 

〈CAST〉
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド(Wキャスト)

石丸幹二 柿澤勇人

ルーシー・ハリス(Wキャスト)

笹本玲奈 真彩希帆

エマ・カルー(Wキャスト)

Dream Ami 桜井玲香

ジョン・アターソン(Wキャスト)

石井一孝 上川一哉

サイモン・ストライド 畠中洋

執事 プール 佐藤誓

ダンヴァース・カルー卿 栗原英雄

ベイジングストーク大司教 宮川 浩

サベージ伯爵 川口竜也

グロソップ将軍 伊藤俊彦

アーチボルト・プループス卿 松之木天辺

ビーコンズフィールズ伯爵夫人 塩田朋子

麻田キョウヤ 岡施孜

上條駿 川島大典

彩橋みゆ 真記子

町屋美咲 松永トモカ

三木麻衣子 玲実くれあ

(五十音順)

 

〈スウィング〉

川口大地 舩山智香子

 

〈STAFF〉
原作 R.L.スティーヴンソン

音楽 フランク・ワイルドホーン

脚本・詞 レスリー・ブリカッス

演出 山田和也

上演台本・詞 髙平哲郎
音楽監督 甲斐正人

美術 大田 創

照明 高見和義

衣裳 小峰リリー

ヘアメイク 林 みゆき

声楽指導 ちあきしん

振付 広崎うらん

殺陣 渥美 博

音響 山本浩一

指揮 塩田明弘

演出助手 郷田拓実 小川美也子

舞台監督 中村貴彦

プロデューサー 今村眞治(東宝) 鵜野悠大郎(ホリプロ

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