劇団四季ミュージカル「キャッツ」観劇レポ(2021/06)東京閉幕間近!
2021年6月10日(木)、大井町にあるキャッツシアターで劇団四季ミュージカル「キャッツ」を観劇しました!
残念ながら、このキャッツシアターでの公演は、6月20日(日)に閉幕。
そして、7月27日からは福岡公演がスタート。
しばらくは東京で見られないので、しっかりとこの目に焼きつけるべくキャッツを堪能してきましたので、レポートしたいと思います!
いつにも増して熱量がすごい!
今回のキャストはこちら。
13時開演でしたが、5分遅れでスタート。
以下、個人の感想です。
前半の感想
●1曲目:オーヴァーチュア
(ワクワク感がどんどん増していくところ)
ジェミマの円野つくしさん、美しい。
●2曲目:ジェリクルソング
ソロで歌うところ、力が入り過ぎてるように感じ、音のズレなど気になるところがありましたが、
(「落ち着いて~」と心の中で唱える…)
でも、みんなで歌うところはぴったり合っていて、迫力がありました。
猫たちのハーモニーはとってもきれいでした。これは文句なし。
●5曲目:ラム・タム・タガー~つっぱり猫
上川一哉さん
ラムタムタガーのノリ、あんなだったっけ?て思うほどクセがすごかったです(いい意味で)
観てて楽しい演出でした。
アドリブ感満載!
そして、以前よりも演技力、歌唱力が上がったように思いました。
魅力が増してます!!
コロナ前は、お客さんと踊るシーンがあったのですが、今は出来ませんからね。
絶対選ばれたくないですが、見ていて楽しかったので、コロナが収束したら復活させていただきたい。
●8曲目:マンゴジェリーとランペルティーザ~小泥棒
前回よりずっと上手になってました。
前回(2020年7月)の時は、少しなりきれていない気がして…(個人の感想です)
しかし、今回はキュートな泥棒猫をしっかり演じていたと思います。
歌もダンスも良かったです。マンゴジェリーとの息もピッタリ。
後半の感想
●1曲目:グロールタイガー~海賊猫の最期
「グロールタイガー」の正木棟馬さんと「グリドルボーン」の奥平光紀さんとの掛け合いの場面、
グロールタイガー:「ミアモーレ」
グリドルボーン:「ソノークゥイ(私はここよ)」
このグリドルボーンの高音とビブラート、すごーくひっぱっていて、いつもより長い!?サービス!?
大拍手が起こってました。
奥平さんを拝見するのは3回目。
いつ聴いても素晴らしいお声です。
●4曲目:スキンブルシャンクス~鉄道猫
小林唯さん、初でした。
伸びやかな歌声、透き通ったキレイなお声でした。爽やか!!
このナンバーは大好きな曲の一つ。
みんなとの一体感を感じられます。
他のジェリクルキャッツ
●シラバブ(藤原加奈子さん)
毎回可愛らしいです。
同性ながら、キュンキュンしちゃいます。
そして、歌のすばらしさ。
透明感、純粋さの表現力。
●ヴィクトリア(引木愛さん)
引木さん以外のヴィクトリアを知らないのですが、
引木さんは美しい姿、ダンス、表情が大好きです。
毎回安定してますね。
今回、席が左寄りだったのですが、ヴィクトリアが正面によく見える位置でした。
(最後のシーンはヴィクトリアは右のほう)
●ミストフェリーズ(横井漱さん)
25回転してました。
既に2回転くらいで拍手が起こっていました。(早くないか?)
ダンスは素晴らしい!!美しい!!
●マキャビティ(文永傑さん)
「マキャビティとの闘い」でバク中を披露!
カッコいい~
●オールデュトロノミー(橋元聖地さん)
貫禄、歌唱力がすばらしい。
橋元さんは声楽を勉強されていて、オペラの出演経験もあるそうです。納得!
●グリザベラ(金原美貴さん)
いや~、すばらしかったです。歌唱力、声量ともにすばらしい。
感情がとてもこもってました。
最後のメモリーは本当に良かったし、拍手が起こってました。
(あそこでの拍手、毎回あっていいと思う!)
カーテンコールでは、3〜4回?出てきてくれました。
もうすぐ閉幕だからでしょうか?
全然拍手が鳴り止まないのです。
ライトが点灯された後も、出てきてくれて感動。
一番最後は、ミストフェリーズかラムタム(記憶が定かでないです)が、グリザベラを中央へ促し、グリザベラは深々と頭を下げて挨拶。
その後、スタッフがステージに出てきて、順番に会場を出る案内をしていました。
15:43終了。寂しい・・・
座席について
座席はS席12列35番。
ステージからそこまで遠くはないですが、やはりキャストの表情までは分からないので
オペラグラスがあった方が良いと思います。
私は今回持って行かずに後悔しました…
客席はほぼ満席。
ロビーも人で混み合っていました。
大井町『キャッツシアター』へのアクセス
りんかい線大井町駅の出口Bを出るところ正面に、キャッツシアターの看板が見えます。
【番外編】大井町キャッツシアター近くのおすすめカフェ
駅からキャッツシアターに向かう途中、飲食店がずらっと並んでおり、和食、洋食、喫茶店などいろいろ揃っているので、観劇前後のお食事には困らないかと思います。
オシャレなカフェもいくつかあります。
今回、立ち寄ったカフェがとっても素敵だったのでご紹介したいと思います。
タワーマンションの1階にある小さなカフェ。
店内は北欧スタイルのインテリアで素敵でした。ディスプレイもかわいい♡
ハンドドリップコーヒーは、豆は数種類あり、深入り、浅煎りなども選べます。
分からなければ、店主が親切に教えてくださいます。
私が注文したのは
●ハンドドリップコーヒー(グアテマラ 中深入り) 550円
●全粒粉スコーン(はちみつ付き) 330円
コーヒーは本格的。まず香りがよい。幸せを感じる香り♪
コクとほのかな苦み、チョコのような風味を感じました。
そして、感動したのはスコーンのおいしさ!!
スコーン大好きの私としては、本当に感動しました。
外側はカリっと香ばしい、ザクザク系のスコーンです。
甘さはほんのり感じる程度。
小麦の味もきちんと感じることができます。
トッピングは「はちみつ」か「あんこ」を選べます。
少し小さめのスコーンなので、2個は余裕でいける!!
スイーツも人気のようで、他にもマフィンやシナモンロール、チーズケーキなどありました。
大井町に行く機会があれば、ぜひ再訪したいお店です。
おわりに
毎回思うのですが、キャッツを観た後は必ず気分爽快になります。
ご機嫌で元気をいっぱいもらえるのです。
音楽、ダンスのすばらしさと、キャストのパワーを存分に感じることができる。
なんといっても、アンドリュー・ロイド・ウェバーの音楽がバラエティにとんでて素晴らしい。
クラシック調、和風、ポップス、ロックなどなど
全てがすばらしく、心に残るメロディー。
キャストは歌と踊りで魅せ、個性的な猫たちが合わさればさらにパワーアップします。
ソロも素敵ですが、みんなで歌うところがまた良いのです。
主役がいないのも魅力。
それぞれ個性があって、自分のお気に入りを見つけるのも楽しい。
しばらくは東京で見れませんが、福岡近隣の方は楽しみでしょうね。
またパワーアップしたキャッツが戻ってくることを楽しみにしてますよ!!
しばらくはこちらのCDとDVDでキャッツを楽しみましょう。
DVDのロンドンオリジナルキャスト版のキャッツ、さすが本場なだけあって、歌もダンスも素晴らしいし、劇団四季とは違った魅力が楽しめます。
でも、私は劇団四季のキャストと演出が好き!