劇団四季『アラジン』観劇レポート(2022/9/17)~四季劇場海~
先月(8/27)に初のアラジン観劇以来、すっかりアラジンの魅力にとりつかれ、劇団四季のサウンドトラックCDを入手し、ヘビーローテーションで聴きまくっていました。
劇団四季の「アラジン」サウンドトラックのジーニーは初演キャストの瀧山久志さん。
そして、今週のキャストに瀧山さんのお名前を発見!
生・瀧山さんジーニーが観たい!
そして、松山育恵さん、今週もアンサンブルにいらっしゃる!
ってことで、ちょっと迷って(最近、観劇の頻度が高すぎなので💦)
でも “行きたい” 欲求が勝りチケットゲット!
(劇団四季のメールコンシェルジュを利用しました)
9月17日(土)昼公演を観劇してきましたので、感想をお伝えします!!
- 9月17日(土)昼公演のキャスト
- ジーニー役・瀧山久志さん
- アラジン役・厂原 時也さん、ジャスミン役・門田 奈菜さん
- カシーム役・ 田中 宣宗さん、オマール役・大空 卓鵬さん
- ジャファー役・牧野公昭さん、イアーゴ役・町田兼一さん
- アンサンブルの歌とダンスは圧巻
- 座席について(1階12列)
- おわりに
9月17日(土)昼公演のキャスト
メインキャストについては、ジーニー役の瀧山久志さんと、イアーゴ役の町田兼一さん以外は、前回と同じキャスト。
アンサンブルは、数名入れ替わりがありました。
ジーニー 瀧山 久志
アラジン 厂原 時也
ジャスミン 門田 奈菜
ジャファー 牧野 公昭
イアーゴ 町田 兼一
カシーム 田中 宣宗
オマール 大空 卓鵬
バブカック 正木 棟馬
王(サルタン) 青木 朗
【男性アンサンブル】
菊池 貴大 濱中 湧大
髙橋 徹 中村 巌
永田 俊樹 髙草木 健二
川村 英 南 圭祐
ハンドコ アクアリオ
林 晃平 塚田 正樹
前田 員範
【女性アンサンブル】
相原 茜 河井 莉佳
森 真琴 田村 有香理
松山 育恵 林 美菜子
柏谷 巴絵
ジーニー役・瀧山久志さん
私にとって初の瀧山さんジーニー。
(ここからは、私個人の今回の公演についての素直な感想です。瀧山さんファンの方は気分を害すかもしれませんので、ご容赦くださいませ。)
ずーっとCDで聴いていたので、サントラの印象が強く残っている状態での観劇。
(※このサウンドトラックは本当におススメ!アラジンの世界観を存分に味わうことができます!!)
瀧山さんジーニー、抑揚のつけ方、歌い方が、生の舞台だと少し違う。
CDは正確に歌ってるけど(当たり前だけど😅)、舞台だとちょっとクセのある歌い方に違和感。
それはそうですよね、生の舞台と、サントラとは違う。
一緒にしてはいけないかも、なのだけど…
その違いが「好き」ってなるか、「うーん…」てなるかは個人の好みもあるかと思うのですが、今回は、全体的に「サウンドトラックの歌声や言い回しが好き」って感じました。
ただ、瀧山さんの生歌の迫力とか、声量、存在感はすごいなーと。
とってもパワフルなジーニー。
そして、コミカルな感じは萩原さんジーニーより強いかな。
その日のお客さんの層にもよるかもだけど、今回のお客さん、笑い声多かったように感じます。
萩原さんジーニーも、もちろん面白いです!
(ハギーニーのお姉キャラは個人的に大好き)
瀧山さんは、パワフルで力強いジーニー。
でも、萩原さんジーニーは、瀧山さんよりソフトな印象。
もうこれは、完全に好みの問題かと思いますが、歌声、歌い方、ダンス、リズムの取り方、雰囲気などなど、萩原ジーニーに惹かれちゃうなぁ🤩
というのが今の素直な感想。
ただ、今回まだ1度しか瀧山さんジーニーを観ていないので、次回観たらまた違う魅力を発見できるかも!とも思ったりします。
『理想の相棒-フレンド・ライク・ミー』で、懐かしのオールディーズを歌うところも萩原さんの声と歌が好きだな、と感じました。
個性は人それぞれだし、それが役に出るのは当然ですし、魅力も皆さん違います。
みんな違ってそれでいいのだと思います。
観る側からしても、好みも人それぞれ。
個性があった方が楽しい。
いろんな人が演じる役を見比べるのも楽しみの一つだと思いますので。
間やテンポも圧巻で、もうジーニーが体にしみついている感じでした。
周りのお客さんの印象、瀧山さんジーニーを待っていたかのような笑いや拍手、空気感みたいなものを感じたのは確かです。
・・・‥‥……………………………
《***9/26追記***》
約1週間後の9/25(日)の瀧山ジーニー、初見の時と印象が違いました!😅
⇩こちらのレポも参考にしてください!!⇩
アラジン役・厂原 時也さん、ジャスミン役・門田 奈菜さん
こちらは前回と同じコンビです。
前回同様、息ぴったり。
二人の間の信頼関係が見えるくらい、お二人とも伸び伸び演じていらっしゃる印象です。
ジャスミン役の門田奈菜さんは、小柄だけど声量がすごくて高音がちょっとキーンて聞こえてしまう…
声質かな🤔
これは初回にも感じたこと。
劇場のつくりの問題?
1階席、役者さんによって、ちょっと耳にキーンとくる音があるのですが、私だけかなー…🤔
(今回の席は1階12列でした)
厂原さんアラジン、昨日は休演だったから?
第一幕、最初の『自慢の息子』『行こうよどこまでも』で、前回よりもほんの少しだけ不調かしらーと感じました。
(もっとうまいでしょー?!と、期待値が高すぎる…😅)
でも、その後の歌は完璧で、お芝居はやはりうまくて、笑顔はキラキラしてて、相変わらずキュンキュンしちゃうアラジン。
「でもいい男だわ~♪」(『逃げ足なら負けない』より)
その通り~
あと、あの肉体美にも見てしまう~🤩
マイクにのらない声もちょいちょい漏れてて面白かったです。
「は」「えっ」とかね。
(1階12列でも拾えました w)
カシーム役・ 田中 宣宗さん、オマール役・大空 卓鵬さん
カシームの田中さん、リーダー感が良く出ていて、ちょっとマヌケなところもあるけど、友達思いのいい男をうまく演じてるなって感じました。
コミカルな役なので気づかなかったけど、今回改めてかっこいいなと感じました。
(今更…😓)
あの声と雰囲気、『バケモノの子』の熊徹いけるのでは?なんて思ったりして🤭
そして、大空さんオマール、前回も思ったけど、雰囲気や動きとか、あのかわいさは
なんでしょう🙃
ずっと目で追ってしまう魅力がどこかにある、彼には…
よく注目していると、鼻筋がとーってもとおっていて、きれいなお顔していらっしゃるのですよ。
大空さんの声や雰囲気、アラジン役もいけるのでは?なんて妄想🤭
ジャファー役・牧野公昭さん、イアーゴ役・町田兼一さん
牧野さんジャファーの魅力について、3回目にして気づきました(遅っ😓)
牧野さん、渋いお声も素敵ですし、キャスト情報見るとずーっと出演されている印象ですが、毎回変わらない歌と安定感です。
悪人なのに、どこか憎めないのはミュージカル版ならではですよね。
映画やアニメのジャファーはもっと悪人感が強い。
そして、初・イアーゴ役の町田兼一さん、
最高に面白かった😆✨
藤田さんイアーゴも楽しいけど、町田さんの方が邪悪感や小ズルい感じがよくでてた印象です。
悪人笑い、独特で笑えた~~
なんか、魅力を感じてしまった町田さんでした。
アンサンブルの歌とダンスは圧巻
アラジンの魅力の一つである、アンサンブルの歌とダンス。
松山育恵さんはもちろん、大ファンなので今回もしっかり目で追っていたのですが(自然と追っちゃうのよね)、他のアンサンブルも美しくてダンス素晴らしくって、目が足りない!
男性アンサンブルは、人数多くて未だ覚えきれず…😓
占い師役の柏谷巴絵さん、今回含め3回目でしたが、毎回迫力の歌声とクスっとしてしまう演技、素敵です。
侍女の一人、相原茜さんもとっても素敵。美人で長身なので自然と目がいってしまう。
前回、前々回同様、目でも耳でも楽しませていただきました!!
座席について(1階12列)
今回の座席は1階12列、左寄りの席。
赤〇を付けたところあたりです。
ステージ上のキャストは、肉眼でも見えますが、より細かい表情を見たいならオペラグラス必要です。
私は今回、しっかり表情を見たいときはオペラグラスを使用しました。
ジャファーやイアーゴは左側に来ることが多くしっかり見ることができたので、牧野さんと町田さんの魅力をより発見できたのかも。
1階12列目の座席は、前列との段差がそれほど大きくないので、前に大きな人が座ると、ステージ上の視界を妨げられます。
実際、私の席の斜め右前に大きめの男性が座っていて、その人の頭とステージ中央が被っていて、最初の『アラビアン・ナイト』(これ大好きなのにー😭)で、中央のジーニーの胸から下が思いっきり被って見えませんでした。
(左に少し寄っても無理だった😅)
第二幕は、その方の連れと席を入れ替わり、その大きい人が右に移動してくれたおかげで、ステージ上の視界が開けノンストレスに。
良かった…(;'∀')
おわりに
今回も、観ている最中、いや、観る前から観た後まで、ずっとニヤニヤニコニコでした。
観劇後も脳の興奮状態はしばらく続くので、夜寝つくまで時間がかかるのが難点ですが、ハッピーな気持ちにさせてくれるのは間違いないミュージカルだな、と再認識✨
長期休演前にまた観たい!!
(2023年1月10日~8月初旬まで長期保守点検のため休演)
何度でも観たくなるから困っちゃいます。
エンドレス…